PDAMの組立方
PDAMはパーツ点数が多いので簡単に一例として組立方を公開しておきます。
一例ですので分かる方はユーザー様の組立しやすい方法で進めて下さい。
キット以外に必要な物
・木工用ボンド
・クランプ又は重石
・二液エポキシ接着剤
・半田ごて&ハンダ
・下穴用ドリル(φ2程度)
・サンドペーパー
・圧着ペンチ（ハウジングを使用しない場合は不要）
※ハンダごて、圧着ペンチ以外はダイソーで100円で購入可
キット以外にあると便利な物
・木工用ガイド(セリア)
PDMSの組み立て方
１）パーツが全て揃っているかチェックして下さい。
２）胴体の組立
胴体部分のMDF4枚を木工用ボンドでクランプ又は重石で接着し、乾燥させます。
(セリアの木工ガイドがあると便利です）
※胴体内側のはみ出たボンドは乾燥して硬くなる前に取り除いておきます。
これが残っていると補強材と胴体に隙間ができ、ぴったりくっつかなくなります。
乾燥後、カッター等で取り除くことも可能ですがなかなか大変です。
乾いたら補強材を木工用ボンドで接着し、乾燥させます。
乾いたら二液ボンドで磁石を接着し、乾燥させます。
※磁石の接着は補強材にボンドを垂らし、磁石を置いた方がやりやすと思います。
乾燥したらヤスリで面をだしておきます。
胴体の各乾燥中に他の工程を進めていきます。
３）磁石とくっつくネジの下穴
アンプを載せるベース板には鉄ネジ(2.6*6ｍｍバインドネジ)をつけ、胴体の磁石と引っ付けることで取り外し可能なベース板として機能しますのでこのネジの下穴を開けておきます。
位置はベース板の端から共に9mmに直径約2mmの下穴を開けておきます。
４）つっかえ棒固定ステーをネジ止め
位置はお好みで。
ネジ止め前には下穴(直径約2mm)をあけておくと仕上がりが綺麗になります。
５）アンプ付プレイヤーのピン立て
アンプ付プレイヤーに外部入力用の３Pinオスソケットを立てます。
基板に直接ハンダ付けする方はこの工程は不要です。
アンプ付プレイヤー基板に GND、RIN、LIN シクル印刷がありますのでそこに３Pinオスソケットを立て裏面にはんだ付けを行います。
後ほど、ステレオジャックと接続ケーブルをはんだ付けしますので、GND、RIN、LINの順序はメモっておいてください。
※一番端にGNDがありますが、裏面をみるとそのGNDの近くにパーツがあり、ハンダがしにくいので、内側のGNDを使ってます。
ピッチ２ｍｍと非常に狭くやりにくいので、モチベーションが高い最初にやっといた方がいいです(笑)
６）電池スナップのハウジング化
コンタクトをケーブルに圧着ペンチで圧着し、ハウジングをさします。
※アンプに直接はんだ付けする人はこの工程は不要です。
手先が器用な人は圧着ペンチが無くてもラジオペンチで出来る人もいるようです。
不器用で圧着ペンチもないけど、ハウジング化したい人はハウジング付きの接続ケーブルを適当な長さに切ってハンダ付けしましょう。
７）電池ホルダーを固定
電池ホルダーを板の中心に置き、下穴(直径約2mm)を開けます。
ネジで電池ホルダーを固定します。向きはお好みで変えて下さい。
８）ステレオジャックをハンダづけ
あらかじめハウジング付き接続ケーブルに熱収縮チューブを入れステレオジャックとハンダ付けします。
極性はアンプ付きプレイヤーにシルクに対応するようはんだ付けをしてください。
ステレオジャックとピンの極性は上の写真の左から L G R です。
９）スピーカーにケーブルをハンダづけ
アンプ付プレイヤーのプラスマイナスに合うよう気を付けてはんだ付けします。
10）スピーカーとバフレフポートを固定
バッフル板にスピーカーをネジ止めします。
ネジ止め前には下穴(直径約2mm)をあけておくと仕上がりが綺麗になります。
バフレフポートは2液エポキシ接着剤で接着します。
11）胴体にステレオジャックを固定
10）アンプ付プレイヤーを取付
胴体部にアンプ付プレイヤーを取付けます。
そのままでは入らないので斜めにして入れてください。
入ったらネジで止めます。ここも下穴があると綺麗に仕上がります。
12）アンプ付プレイヤーにケーブルを接続
ステレオ入力端子、スピーカーLR、電源の４つを基盤と接続します。
13）バッフル板と胴体を木工用ボンドで接着
14)フェルトをいれる
17）ネジの長さを調整
ベース板(2.6*6ｍｍバインドネジ)のネジを少しづづ締め、胴体との浮きが無くなるま少しづづしめ長さを調整していきます。
18）蝶番をつける
最後の難関です(笑)、バッフル板と蓋に蝶番をつけます。
※ポイント
板厚6mmと薄いのでそのままネジで締めると板が裂けます。必ず下穴をあけてください。下穴が小さいと裂けますので、M2.1のネジに対し直径約2mmと大きめの穴をネジ長と同じぐらいの深さまであけます。ネジの先に2液性のエポキシ樹脂を少し載せ、ネジをしめてください。
19）つっかえ棒の位置穴をあける
蓋とバッフル板のお好きな位置につっかえ棒を止める穴をあけてください。
これで組立は終了です。
プレイヤーの操作方法はこちらにありますのでお楽しみ下さい。
